絶対好きにならない
☆仲直り
次の日。
いつも通りの時間に家を出て、
学校に着いた。
「胡桃〜、おはよっ!」
「おはよ」
「まだ仲直りしてないの?」
「・・・うん」
昨日、公園で神谷くんに告白されたことって言った方がいいのかな?
なぎちゃん傷つけたりしないかな?
でも・・・それで喧嘩になんてなりたくない。
なぎちゃんにちゃんと話そう。
「ねぇなぎちゃん」
「どうしたの?」
「ちょっと来て?」
私はなぎちゃんの手首を軽く握って、人気のない廊下へ連れていった。