絶対好きにならない
そんなの言われなくてもわかってるよ!
喋ったとしても、1番好きなのはやっぱり唯翔だから!
「唯翔」
「ん??」
「大好きだよ!」
唯翔に思い切りぎゅっと抱きついた。
私がいきなり飛びついたせいか、
少しバランスを崩したみたいだけど、
唯翔がなんとか支えてくれた。
「胡桃、いきなり抱きつくなよ」
「ごめんごめん」
「いや・・・いいけど・・・///」
唯翔に抱きついたまま、顔をあげると赤面していた。
「見んなよっ//」
「ふふっ」
やっぱり、なんか可愛い!
顔が真っ赤な唯翔ってあんまり見ないもん!
「上目遣いは、やべぇよ・・・///」
「ん?」
唯翔がボソって何か呟いてたけど、私の耳には届かなかった。
何気ない時間だけど、唯翔と一緒にいる時間が一番好き!
唯翔のことが大好きって改めて思った。