絶対好きにならない






なんか自分から聞いておいて、恥ずかしいん

だけど・・・。





「入学式とかからずっと言われ続けてたよ?

胡桃は気づいてないだろうけど・・・」





「うん」





「俺も、入学式の時からちょっとずつ
気になりだしてさ。

6月に席替えした時に隣になれたことが
すごく嬉しくてさ」






顔を赤面しながら話す唯翔がなんか、




愛おしくてたまらなくなる。





まさか、そんなに前から好きだったとは




思わなかったなぁ。




初めてかな??





こんなちゃんと好きになったきっかけを


聞くのって。





「今でも、信じられねーから。


胡桃と付き合えたことが」






「ふふっ」





「なんだよ」





「ううん、嬉しかっただけだよ!」






なんか顔がにやけちゃうなぁ。





嬉しすぎるよ、唯翔の言葉が・・・














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