絶対好きにならない





あぁ、なんか楽しみになってきた。





早く明日になって、唯翔に渡したいなぁ。





「でも、私思ったんだけど・・・北條くんとか大変じゃない?」





「ん??」




「人気じゃん?女子に・・・」





あ・・・そのこと忘れてた。




そうだった・・・渡しに行くのでも


大変だよね・・・





絶対女子の大行列が出来ちゃうよ。





「神谷くんもだよね?」





「まぁね?でも、北條くん程じゃないし」






「いやいや、同じくらいだよ?」







女子から人気の高い彼氏さんを持つと


すごく大変だな・・・





考えることがいっぱいあるんだもん。





「でも、頑張ろ?明日!」






そうだよ!とりあえず頑張ればいいんだよ!





「うん」




なぎちゃんと一緒に行列が出来たとしても頑張ろうって約束した。






絶対渡すもんっ!





よし!家に帰ったらお菓子作りしよ!










< 367 / 381 >

この作品をシェア

pagetop