絶対好きにならない
私の教室に行くと、女子が大量にいるし・・・
やっぱりか・・・
唯翔と神谷くんの周りにいっぱい
「胡桃〜、おはよ!」
「なぎちゃん、おはよ!」
「はい、胡桃!チョコ」
「私もあげる!なぎちゃんに!」
「ありがとう!」
なぎちゃんからもらったのは、トリュフとマカロンだった。
すごく美味しそう!
私の隣の席の周りはずっと女子の群れがあって、一向に収まらないし・・・
チョコ貰ってたりするのかな?
「ねぇ、胡桃。あれ」
なぎちゃんの指さすほうを見ると、
教室のドア付近に
男の人が数人集まっていた。
「誰?」
「さぁ?でも、ずっと胡桃の方見てるし」
「えぇ・・・」
私じゃなくて、なぎちゃんでしょ?