絶対好きにならない
「はい、これ唯翔の」
「おぉ、ありがとうな」
チョコを渡すと笑顔で受け取ってくれた。
「今食ってもいい?」
「うん」
嬉しそうに笑いながら、袋を開けて、中身を取り出す。
「すげぇうまい」
「本当に?良かった〜」
昨日不安だったからね。
まずいなんて言われたらどうしよ〜っとか・・・
捨てられもしなかったから。
「ごちそうさま」
袋み大事そうにポケットにしまってたし・・・
ゴミ、とか言って渡されそうなのに。
「胡桃、朝言いかけてたの、
聞いいていい?」
「うん」