干物ハニーと冷酷ダーリン
内容はともあれ、そのおかげでこうして休みが出来たわけで、結果いい事をしてくれたと思っている。
天気も晴れとあって、街に出てきたわけだがたいしてやる事もなくブラブラと歩いている。
特別欲しいものもないし、飯でも食って帰るか。
日曜日の昼時とあって、どこも込み合っているようだが、知人が経営しているカフェなら、、、まぁ空いてるだろう。
一駅隣のそのカフェは、路地に入った閑静な場所にあるため、落ち着いた雰囲気が気に入っている。
『いらっしゃいませー。おっ!水城くんじゃないか!久しぶりだなぁ』
『お久しぶりです。後藤さん』
カウンター席に座り腰を落ち着かせる。