女嫌いと男性恐怖症

 晶は、遅くまでやっているコーヒーショップに来ていた。
 早く帰りたい気分ではあったのに、遥にどういう顔をすればいいのか分からなかった。

 関係ないじゃないか。
 そう思いつつコーヒーは何杯目かになり、時計は10時になりそうだった。

 仕方なく晶は、マンションへ足を向かわせた。
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