ラブリー
資料室にいるのはわたし1人しかいない。
「あっ、あった…」
3年前の見積書が入っているファイルを見つけて手に取った。
後はこれを小宮課長に渡して…と言いたいところだけど、戻りたくないなあ。
何より、小宮課長と顔をあわせたくない。
彼を見ると、帰りの新幹線でキスをされたことが頭の中によみがえってしまうからだ。
そっと、小宮課長とキスをした自分の唇を指でさわった。
「何でわたしとキスをしたんだろう…?」
お試しとは言え、そこまでする必要があるのか?
と言うか、お試しって一体何なんだ?
お試しって手を繋ぐだけじゃなくて、キスまでするものなの?
そう言うことなの?
いろいろなことが頭の中を回っているけれど、どうすればいいのかわからない。
「あっ、あった…」
3年前の見積書が入っているファイルを見つけて手に取った。
後はこれを小宮課長に渡して…と言いたいところだけど、戻りたくないなあ。
何より、小宮課長と顔をあわせたくない。
彼を見ると、帰りの新幹線でキスをされたことが頭の中によみがえってしまうからだ。
そっと、小宮課長とキスをした自分の唇を指でさわった。
「何でわたしとキスをしたんだろう…?」
お試しとは言え、そこまでする必要があるのか?
と言うか、お試しって一体何なんだ?
お試しって手を繋ぐだけじゃなくて、キスまでするものなの?
そう言うことなの?
いろいろなことが頭の中を回っているけれど、どうすればいいのかわからない。