ゆるゆる監禁生活
1週間コツコツと取り組み続けたおかげで半分くらいは終わっている。
元々やる気がないだけで、やる気を出せば勉強が出来るんだよ。多分。
ほら、私やればできる子YDKだからね。多分。
とりあえず苦手な英語は智也先輩にどうにかしてもらうとして。
得意な理数科目からやろう。
得意な教科なら黙々と勉強できる私。
集中しすぎて誰かが入ったことに気付かなかった。
「ねーねー!!」
「うっ、わ」
後ろから肩を掴まれ、思いっきり揺すられたところでようやく誰かの存在に気付く。
とりあえずムカついたので、私の肩を揺らす手を掴み、思いっきり引っ張り鳩尾にパーンチ。
ぐえっ、と言いながら蹲る人はやっぱり智也先輩じゃなかった。
「梨花ー、無事かー?って何してんの雄大」
「お、押し倒されそうになって……」
「はぁ!?」
「か、肩揺すっただけじゃん……」
「梨花?」
涙目になって怖がってる演技をしたらあっさりと雄大、という人に本当のことを言われてしまった。
おかげで智也先輩の私を見る目がいつもより冷たい気がする。
元々やる気がないだけで、やる気を出せば勉強が出来るんだよ。多分。
ほら、私やればできる子YDKだからね。多分。
とりあえず苦手な英語は智也先輩にどうにかしてもらうとして。
得意な理数科目からやろう。
得意な教科なら黙々と勉強できる私。
集中しすぎて誰かが入ったことに気付かなかった。
「ねーねー!!」
「うっ、わ」
後ろから肩を掴まれ、思いっきり揺すられたところでようやく誰かの存在に気付く。
とりあえずムカついたので、私の肩を揺らす手を掴み、思いっきり引っ張り鳩尾にパーンチ。
ぐえっ、と言いながら蹲る人はやっぱり智也先輩じゃなかった。
「梨花ー、無事かー?って何してんの雄大」
「お、押し倒されそうになって……」
「はぁ!?」
「か、肩揺すっただけじゃん……」
「梨花?」
涙目になって怖がってる演技をしたらあっさりと雄大、という人に本当のことを言われてしまった。
おかげで智也先輩の私を見る目がいつもより冷たい気がする。