永遠に覚めることのない夢
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次の日、私はご機嫌で登校した。

はやく会いたい、会って話をしたい、そんな想いがつのる。

私は高等学部の校舎に向かうと、悩み始めた。

「A組に行くか…………」

それとも、あの人、忍君がいるC組に顔を出すか。

「ねぇ、ねぇ、今日さ……………」

「ふーん。」

「だよね。」
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