永遠に覚めることのない夢
次の日。
私は、久しぶりに学校に登校した。

「久しぶり、聖子ちゃん。」

「うん、久しぶりね。」

「退院、おめでとう。」

「有難うございます。わざわざ。」

「怪我が小さくて、良かったね。」

「そう……ね。」

嘘。
本当は、あの時、死にたかった。

だけど、どうしてもやりたい事を思い出してしまったの。

あなたには、もう、会いたくない。
合ったらきっと、私は、壊れてしまうから。
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