永遠に覚めることのない夢
無理矢理、手を離すことを余儀なくされた。

【動いてもいいわ。】

~ッ!
偉そうに、お前は、いったい、何者なんだ。

はぁ。
こいつは、厄介だな…………

僕がなんとなく睨みつけると、【やめて。】と、常磐は顔を歪ませた。

【睨むのを、やめなさい。】

こいつは、駄目だ。
人間性が問われるな。
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