永遠に覚めることのない夢
「ああ。きっと、何処かで、また、会える。」

『ええ。それを信じて、待っているわ。あなたを、永久に………』

「待ってくれ!桜の君!桜の君!」

『有難う。』

「逝くな!逝かないでくれ!」

『それは、無理なのよ。道理に反するから。』

「あっ!」

『また、会いましょね。』

「桜の君!」

『サヨナラ。』

「聖子ぉ!」
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