永遠に覚めることのない夢
桜の君。
何年かかっても、どんな目にあっても構わない。

あなたを、この世界から、きっと見つけ出してみせる。

そう、物心ついた頃から誓っていたのだから。

「忍ぶれど 色に出にけり 我が恋は ものや思ふと 人の問ふまで」

本当に、そうだなぁ。
昔の僕も、今の僕も。

元々は百人一首マニアの親がつけた名前だが、割と僕にあっている。
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