永遠に覚めることのない夢
新学期
「ふぅっ。」

クリーニングに出したばかりの綺麗な制服に手を通す。

そして、新調したスクールバッグを肩に提げる。

「聖子、もう、遅刻してしまうわよ。」

「あ、そうだっ!行かなきゃ!」

玄関まで行って、スリッパを脱ぎ捨てた。

「行ってきまぁーす!」

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