永遠に覚めることのない夢
うわぁ、嫌だわ。
初日から遅刻だなんて。

右腕に付けている腕時計をチラリと見る。

うん。
大丈夫じゃないの。

「なんだ。」

お母さんたら、私を起こすために嘘をついたのね。

「もう!」

道端に落ちている小石を蹴り飛ばした。
< 38 / 200 >

この作品をシェア

pagetop