永遠に覚めることのない夢
「聖子!」

「なに?」

「今年は、何組だろうねぇー。」

「そうねぇ。」

元クラスメイトとばったり会い、2人で話しながら門をくぐる。

「はぃ。」

1年のクラスの学級委員が新しい名簿を配っていた。

「あ!」

2人の声が揃う。
どうやら、考えているのは同じことらしいわ。
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