永遠に覚めることのない夢
常磐………
!!!

あの女のことかしら。
あの、小汚い泥棒猫。

「お願いよ、その小汚い名前を、2度と私の前で言わないと、約束して。」

「どうしたの?」

「特には意味は無いのだけど……どうしても気に入らないのよ。」

まさか、前世の恋敵とは言い難く、適当に理由をつけた。

常磐とは、私の同い年くらいの少女。
常磐姫とか呼ばれていたわね。
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