永遠に覚めることのない夢
「続いて、学院長の言葉です。」

祖父は、ステージへ続く階段を登っていった。

「皆さん…………」

おじい様。
あまり、長々しい話は避けたほうがよろしくてよ。

「ふわぁ-」

隣の席の子が、大きな欠伸をした。
まぁ、暇ですこと。

「次に、咲佐納生徒会長に話です。」

え?
ちょっと、待ちなさい。
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