永遠に覚めることのない夢
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「では、皆さん。」

担任となった、先生が私達に自己紹介を求める。

私はすぐに番が来て、考えがまとまる前に…………

「えぇと、聖子です。宜しくお願いします。」

あー、もぅ!
なんて素っ気ない挨拶なのかしら、私!

「この子が学院長の孫か~。」

「へ~、金持ちか。」

「次元が違うわね。」
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