嘘を愛して。
私はああいう子は嫌いだ。
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バキッ、ガンッ
「ひょ、氷華…!」
怯えているような目で私を見ている。
「気分下がった、帰る」
そいつを蹴り飛ばして私は路地裏から出ようとするが、女に負けたと思いたくないらしく私に群がる男。
「ほんと邪魔だし」
私はボソリと呟いてとりあえず蹴り飛ばす。
「今日もつまらないな…」
男が転がってる路地裏を後に走って私を待っててくれる人の元へと移動する。
Black and Neonの氷華が知れわったった一夜だった。
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「頼むから俺のそばからいなくなんな…類」
金色の髪を輝かせた男は私にそう言った。
「春…? 私はどこにも行かないよ」
そんな金色のライオンを私は強く抱きしめる。
罪から逃げるなんて私にはそんな度胸ないから、なんて理由を適当につけて、
君に縛られたかった
必要とされたかったから。
「そんなもん俺が全部壊してやんよ」
黒の影に隠れた君は私に希望をくれた。
「ありがとう、でも私は大丈夫」
黒の狼は私の頭を撫でる。
世界はあまりにも残酷で、いつでも私の期待を裏切る。
空獅 総長 溺獅 -Nyoshi-
高瀬 昴
×
魅狼 姫 姫狼 -Kiro-
宮北 類
×
魅狼 総長 囚狼 -Inro-
秋川 春
金に囚われ、黒に溺れる。
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