紅色の欠片
圭「良かったわねって…。それは小さい頃の
話やろ?しかも、再婚するっていう話
にもまだ賛成したわけでもあらへんの
に…。」
沙「もう、私の息子でしょ?いちいちいち
いちめんどくさいわね。とりあえず今
日は誰かに倉庫に行けないって連絡し
なさい!」
圭「そないなこと言われてもなぁ。まぁでも
ええで。わかったで。連絡して明日の準
備すればええんやろ?」
沙「そうよ。分かったんだったらさっさっ
と準備しなさい。」
母親のこの傲慢なもの言いに、圭佑が勝て
たことがないので、おとなしくあしたの準
備をする事にした。
準備をしている最中に圭佑が何度かため息
をついたのは、致し方ないことだろう。