【完】うぶな私がイケメンチャラ男と恋するまで
「次はあれに乗ろう!」
「ここのアトラクション20分待ちだって!」
すっかり悠子の体調も良くなって、私達はアトラクションを目一杯に楽しんだ。
辺りは既に暗くなり始めている。
「帰ろっか。
結構いい時間だし」
「そうだねー」
月星と宮野さんは家まで送ると言ってくれたけど流石に悪いので最寄り駅まで一緒に帰った。
今日は色んなことがたくさん起こりすぎた。
とても濃い1日だった。楽しかった。
私は今日1日でたくさん撮った写真を繰り返し見ながら、思い出しながら眠りについた。
景品で貰った、月星との思い出が詰まったぬいぐるみを抱いて。