【完】うぶな私がイケメンチャラ男と恋するまで


わからない者同士、知恵を出して助け合えばなんとかなるんじゃないかって…ただそう思った。





「うん!」





そう答える彼女は太陽のように眩しい笑顔を浮かべていた。





「ここって…」

「ん?」





空いている時間を合わせて話し合うものの、なかなか進まない。


まず先生が言っていたことの受け取り方が違う。





「あぁ〜そっか」





納得するところもあれば





「いや、でもそれだと…違くない?」





腑に落ちないところもある。


結局、他の子の話も聞いてなんとか完成させることができた。





「わぁ〜本当にありがとう!
めちゃくちゃ助かったよ!」

「いえいえ。
僕もおかげで完成させられましたし…良かったです」





僕の言葉を聞きながら、大澤さんは怪訝な顔をする。





「どうかしました?」





何かおかしなことを言ってしまったのだろうか?

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