*ひとひらに*
壱.初鐘
空はきれいな青空で、少年はその空を向こう側でも見るように見上げていた。
じっと・・。何かを求めるように。
彼は浮いた存在だった。
「こらぁー、みかどぉ、ちゃんと先生の話、聞いてるかぁー??」
むりやり笑いを取ろうとする教師、よくいるよね。
人をだしにして、笑いとるの。・・・なんか、嫌いだな。
「聞きたくもないですね」
「(笑)」がつきそうな嫌味な言い方。
彼は校則など全く無視していた。
それは、服装から見て取れる。
じっと・・。何かを求めるように。
彼は浮いた存在だった。
「こらぁー、みかどぉ、ちゃんと先生の話、聞いてるかぁー??」
むりやり笑いを取ろうとする教師、よくいるよね。
人をだしにして、笑いとるの。・・・なんか、嫌いだな。
「聞きたくもないですね」
「(笑)」がつきそうな嫌味な言い方。
彼は校則など全く無視していた。
それは、服装から見て取れる。