走馬灯
追憶
“まあ女の子みたいにかわいらしいわね。ゆうじくんは。”
いつも言われてたっけ。
“ゆうじ、ゆうじはママの自慢の息子よ。”
ママ、ママだってボクの自慢のママさ。
一度も怒られたこともなかったし、
ママはいつも優しかった。
ボクはいつもママから離れることがなかった。
いつもくっついていた。
そしていなくなるとその存在を探しまわり、
みつけるとホッとしていた。
いつも言われてたっけ。
“ゆうじ、ゆうじはママの自慢の息子よ。”
ママ、ママだってボクの自慢のママさ。
一度も怒られたこともなかったし、
ママはいつも優しかった。
ボクはいつもママから離れることがなかった。
いつもくっついていた。
そしていなくなるとその存在を探しまわり、
みつけるとホッとしていた。