走馬灯
ベットから起き上がれずにいる俺を

二人で抱きかかえて起こしてくれた。

俺はもう一人で歩くこともできなくなっていた。


このことは俺にとって

かなりショッキングだった。


そしてその時の俺の家は4階だった・・・。


やせ細ったといっても

大の男を

4階から抱えて下ろすのは

かなり至難の業だった。


義姉さんとオバサンは二人がかりで

やっとのことで下までたどりついた。









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