走馬灯
その日の夜、

久々に兄ちゃんから電話がかかってきた。


どうやら義姉さんから

今日逢ったことを聞いたようだ。


“お前も頑張ってるみたいだな。”

兄ちゃんは開口一番そう言ってくれた。

俺はうれしくなり

“うん!!”

と子供のように元気よく返事をした。


そしてボランティアをしていることや

いろいろな出来事を

ずっと話し続けた。


気持ちがとても満ちたりているのを

感じながら・・・。



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