〜甘く、危険な恋〜止まない、愛してる。

唇を離すと、私の脚の間を片膝で割って、

「……だいぶ高ぶってるだろ?」

スカートの上から押さえ込む。

「足…どかして」

「スカートにあたってるだけだろ……」

言いながら、片膝でスカートをたくし上げようとするのを、

「してることが違うじゃない……」

両手で裾をつかんで必死に引き下げる。

「……いいだろ? 今なら、この先もできそうか?」

「できるわけなんか……」

顔が紅潮するのに、

「…ふん、そんなことわかってるよ…」

おもしろそうにも笑って、

「……そうやって照れる顔が、見たかっただけだ」

両腕で身体をきつく抱き寄せる。




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