〜甘く、危険な恋〜止まない、愛してる。

片膝は立てたままで、壁に身体が押し付けられ、

「……だが、もう離さない」

口づけられて、

「……手に入れたからには、離さない」

抱く腕に、力が込められる。


「……愛してる……」


……この愛からは、逃れられないと感じる。

それは、奥底にある僅かな気持ちさえも引きずり出されて、熱に浮かされ溺れていくような、

ただ、熱く甘く……止まない、愛してる。






終わり





< 33 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop