〜甘く、危険な恋〜止まない、愛してる。
片膝は立てたままで、壁に身体が押し付けられ、
「……だが、もう離さない」
口づけられて、
「……手に入れたからには、離さない」
抱く腕に、力が込められる。
「……愛してる……」
……この愛からは、逃れられないと感じる。
それは、奥底にある僅かな気持ちさえも引きずり出されて、熱に浮かされ溺れていくような、
ただ、熱く甘く……止まない、愛してる。
終わり
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