僕はあの街が嫌いだ



あの日から



ただひとつ。


私の心に残ったものは


なぜあの時頑張らなかったのか、なぜあの時本気を出さなかったのかという自分に対する



悔しさ



ただそれだけ。

でもそいつは唯一にして最大の私の中の敵だった。

そいつは私の心に酷くまとわりつき、固く、重い重い鎧となった。

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