ソウル・メイト
「そのことも含めて、話し合う必要があるな。今後のこととか」
「今後」と呟いた私の胸は、ドキッとした。
夫は私と別れるつもりだ。
それならそれで構わない。
たぶん、この人の中ではもう、ケリがついているのだろうから。
「・・・分かりました。明日か明後日にでも・・」
「おいおい。急にそんなこと言われても、俺、仕事休めないよ」
「大事なことなのよ。お互いのためにもサッサとすませるべきだと思うけど?」
「じゃあ今度の週末。土曜に」
「な・・・私だって仕事が・・・。あなたと違って、私は正社員じゃないから、それこそ急に休むことなんでできないわよ。もし休むなら、もっと早く言っておかないと・・・」
「別におまえがいなくても、仕事はなんとかなるんじゃないのか?」
「あなたの方はどうなのよ」
「今、案件を2・3抱えてるんだ。少なくとも、責任者である俺が急に休めば、おまえの場合よりも支障が出る」
「今後」と呟いた私の胸は、ドキッとした。
夫は私と別れるつもりだ。
それならそれで構わない。
たぶん、この人の中ではもう、ケリがついているのだろうから。
「・・・分かりました。明日か明後日にでも・・」
「おいおい。急にそんなこと言われても、俺、仕事休めないよ」
「大事なことなのよ。お互いのためにもサッサとすませるべきだと思うけど?」
「じゃあ今度の週末。土曜に」
「な・・・私だって仕事が・・・。あなたと違って、私は正社員じゃないから、それこそ急に休むことなんでできないわよ。もし休むなら、もっと早く言っておかないと・・・」
「別におまえがいなくても、仕事はなんとかなるんじゃないのか?」
「あなたの方はどうなのよ」
「今、案件を2・3抱えてるんだ。少なくとも、責任者である俺が急に休めば、おまえの場合よりも支障が出る」