ソウル・メイト
「ま、まえ、ちづるを・・・行かせてしまった。私、止めたかったのに。母親として止めるべきだったのに。何も、しなかった」
「そうか・・」
それだけで、安藤先生が全てを察してくれたかどうかは分からない。
でも、私は安心していた。
それに、思いきり泣いたおかげで、心がスッキリしたような気がする。
「ママ。ちづるはもう、どこにもいかないよ。パパと、かずみさんのところにも、いかないよ。だから、ママにバイバイっていっても、あした、またあえるからね」
「千鶴・・・。そうよね。ごめん。ママ分かってるのに・・・ごめんね」
「大丈夫や。千鶴ちゃんは今晩、俺んちに泊まってもらう。そして明日、ここに連れてくるからな」
「はい」
私が小さく頷いた拍子に、安藤先生の額と私の額が、軽くぶつかった。
痛くないどころか、その触れ合いが、すごく心地いい・・・。
「そうか・・」
それだけで、安藤先生が全てを察してくれたかどうかは分からない。
でも、私は安心していた。
それに、思いきり泣いたおかげで、心がスッキリしたような気がする。
「ママ。ちづるはもう、どこにもいかないよ。パパと、かずみさんのところにも、いかないよ。だから、ママにバイバイっていっても、あした、またあえるからね」
「千鶴・・・。そうよね。ごめん。ママ分かってるのに・・・ごめんね」
「大丈夫や。千鶴ちゃんは今晩、俺んちに泊まってもらう。そして明日、ここに連れてくるからな」
「はい」
私が小さく頷いた拍子に、安藤先生の額と私の額が、軽くぶつかった。
痛くないどころか、その触れ合いが、すごく心地いい・・・。