ソウル・メイト
お互いのことを知れば知る程、私たちは似ていると思った。
「気が合う」とも言えるのか。
ヒデさんがよく「当たり前やろ。俺たちはソウルメイトなんやから」と言うことに納得する。
それはつまり、外見じゃなくて、内面とか、考え方が似ているということだ。
その時その時を懸命に生きているところや、大切にしたいもの。大事な人、もの、こと等。
もちろん全てが似てるわけじゃない。
でも、その「違い」ですら、すんなりと受け入れることができている自分に、驚くことがある。
そしてヒデさんも、私のことを、丸ごと素直に受け入れてくれるから、昔の結婚時のように、お互いを傷つけあうような言い争いをすることなんて、ないんだろうな・・・。

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