ソウル・メイト
食事はお弁当みたいに詰めて持ってきてるから、看護師さんから安藤先生へ渡してもらっても良かったんだけど・・・それじゃあ先生に失礼、かな。
まぁ、「どうぞ」って手渡して、すぐ帰るだけだし、看護師さんは、診察が終わった直後でも、まだ忙しそうに動き回ってるし。
先生もたぶん忙しいだろうから・・・。
「なんすか乙部さんっ。そんな大声出さなくても、俺ちゃんと聞こえる・・・あ」
「私は地声がすでに大きいの。センセ、こちらのご婦人。国枝さん。手を怪我している哀れな先生に、お食事を持ってきてくれたんですってよ」
「あぁ。ホンマに持ってきてくれたんやぁ。嬉しいなぁ。感激やぁ。おおきにー。ありがとう」
「いえそんな・・。もう作り終えてるものを、お弁当みたいに詰めてきたので、お料理する必要はありません。冷めても美味しく食べれる物を入れてきたけど、レンジで温めて召し上がってもらっても大丈夫です」
まぁ、「どうぞ」って手渡して、すぐ帰るだけだし、看護師さんは、診察が終わった直後でも、まだ忙しそうに動き回ってるし。
先生もたぶん忙しいだろうから・・・。
「なんすか乙部さんっ。そんな大声出さなくても、俺ちゃんと聞こえる・・・あ」
「私は地声がすでに大きいの。センセ、こちらのご婦人。国枝さん。手を怪我している哀れな先生に、お食事を持ってきてくれたんですってよ」
「あぁ。ホンマに持ってきてくれたんやぁ。嬉しいなぁ。感激やぁ。おおきにー。ありがとう」
「いえそんな・・。もう作り終えてるものを、お弁当みたいに詰めてきたので、お料理する必要はありません。冷めても美味しく食べれる物を入れてきたけど、レンジで温めて召し上がってもらっても大丈夫です」