ソウル・メイト
「あのぅ。どなたに参加費をお支払いすればいいんですか?」
「それはもう俺が払いました」
「え!でもそんな・・・」
「国枝さんを花見に招待したのは、わざわざ食事を持ってきてもらった礼も兼ねてのことやから」
「あ・・・」
大したことはしてないのに。
安藤先生には結果的に余計な気とお金を使わせてしまった。
なんか、申し訳ないな・・・。
「ホンマに美味かったです。ごちそうになりました」
「いえっ!」
お互いにそれ以上話すこともなくなり、安藤先生の顔も見ることができない私は、先生が着ている黄色いTシャツを、頑なに見ていた。
少しずつ気まずい雰囲気が流れ始めてる。
それなのに、先生が着ているTシャツには「くまクマBear!」なんて文字がついてるし!
笑いたいのに笑えない。どうしよう・・・。
「それはもう俺が払いました」
「え!でもそんな・・・」
「国枝さんを花見に招待したのは、わざわざ食事を持ってきてもらった礼も兼ねてのことやから」
「あ・・・」
大したことはしてないのに。
安藤先生には結果的に余計な気とお金を使わせてしまった。
なんか、申し訳ないな・・・。
「ホンマに美味かったです。ごちそうになりました」
「いえっ!」
お互いにそれ以上話すこともなくなり、安藤先生の顔も見ることができない私は、先生が着ている黄色いTシャツを、頑なに見ていた。
少しずつ気まずい雰囲気が流れ始めてる。
それなのに、先生が着ているTシャツには「くまクマBear!」なんて文字がついてるし!
笑いたいのに笑えない。どうしよう・・・。