マ王の花嫁 
『・・・サ・・・メリッサ・・・』
「ん・・・」

あなたは・・・誰なの・・・?

『・・・来い・・・』

え?「来い」って言われても、ここは・・・。

『はやく・・・おまえに会いたい・・・』
「キャンキャンッ!!」
「う・・・」

なんか・・・耳元が騒がしい・・・。

「うー、しー、ざー・・・」

呟きながらふった右手を、ペロンと舐められた矢先、愛犬シーザーが胸の上にドカッと乗ってきた。

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