マ王の花嫁
「確かに、長時間同じポーズでいるのは、何度やっても慣れないものだな」
「あ、やっぱり?!そうですよね・・・と言うことは、ライオネル様は、前回いつ肖像画を?」
「王位を継承した時だ。あれから3年経ったが、やはりモデルは疲れるな」
「申し訳ございませーん!なるべく手早く終わらせますのでー!」
「前回もアイザックが描かれたのですか?」と私が聞くと、アイザックが「はいっ!」と元気よく返事をした。
もちろん、手は器用に動かしたままだ。
「アイザックは、我がクレイン家専属の肖像画家でもある」
「まぁ。そうでしたか」
「クレイン家の肖像画を見たいか?マイ・クイーン?」
「え・・・あ、はいっ!ぜひ」
「ではこれが終わった後で案内しよう」と王が、「クイーンッ!目線上過ぎ!キングと見つめ合うのは後にしてくださいっ!」とアイザックが言ったのは、同時だった。
「あ、やっぱり?!そうですよね・・・と言うことは、ライオネル様は、前回いつ肖像画を?」
「王位を継承した時だ。あれから3年経ったが、やはりモデルは疲れるな」
「申し訳ございませーん!なるべく手早く終わらせますのでー!」
「前回もアイザックが描かれたのですか?」と私が聞くと、アイザックが「はいっ!」と元気よく返事をした。
もちろん、手は器用に動かしたままだ。
「アイザックは、我がクレイン家専属の肖像画家でもある」
「まぁ。そうでしたか」
「クレイン家の肖像画を見たいか?マイ・クイーン?」
「え・・・あ、はいっ!ぜひ」
「ではこれが終わった後で案内しよう」と王が、「クイーンッ!目線上過ぎ!キングと見つめ合うのは後にしてくださいっ!」とアイザックが言ったのは、同時だった。