マ王の花嫁
「つまりおまえは、ラワーレ王国の姫(プリンセス)だ」
「あ・・・・のぅ。いきなりそのようなことを言われても・・・私にどうしろと」
「一つ困った事が起こってな。姫であるおまえの力が必要だ」
「はぁ・・・」
今まで庶民の娘として、平凡に暮らしてきたこの私が、姫(プリンセス)!?
これはきっと、王家の方々を交えた、大がかりな冗談・・・・・・。
と思いながら、隣にいるフィリップをチラッと見たけれど・・・どうやら本当の話のようだ。
私の困惑にはお構いなく、ドレンテルト王が話を続ける。
「あ・・・・のぅ。いきなりそのようなことを言われても・・・私にどうしろと」
「一つ困った事が起こってな。姫であるおまえの力が必要だ」
「はぁ・・・」
今まで庶民の娘として、平凡に暮らしてきたこの私が、姫(プリンセス)!?
これはきっと、王家の方々を交えた、大がかりな冗談・・・・・・。
と思いながら、隣にいるフィリップをチラッと見たけれど・・・どうやら本当の話のようだ。
私の困惑にはお構いなく、ドレンテルト王が話を続ける。