マ王の花嫁
「えっ?」
「もしかして、王妃様って術師だったのですか?なら納得だわ」
「はい?何が?」
「碧眼にプラチナブロンドの髪。王妃様は魔法使いのベリア族でしょ?」
「え・・え、そうらしいわね。私もつい最近聞いて知ったのだけれど」
「ここ(ガンザ)には、今術師はいないけれど、ベリア族って魔法が使えるから、術師になる人多いんでしょ?」
「それは・・・ラワーレにはベリア族・・私のような外見をした術師っていなかったから・・少なくとも私の知る限りでは」
「まあそうなんですかぁ!?驚いた。ここには、見るだけでどの臓器が悪いのか当てたり、作物の収穫期を占ったり・・・そうそう、後は、他人の思考が分かる魔法使いもいるんですよ。みんな、恐ろしい位にピタリと当たって。王妃様は一体どんな魔法が使えるのですか?他人の思考が分かる、何て言わないでくださいね!すごく気味悪いから」
「パトリシアッ!」と小声でたしなめる公爵夫人に、私は視線で「大丈夫です」と言った。
「もしかして、王妃様って術師だったのですか?なら納得だわ」
「はい?何が?」
「碧眼にプラチナブロンドの髪。王妃様は魔法使いのベリア族でしょ?」
「え・・え、そうらしいわね。私もつい最近聞いて知ったのだけれど」
「ここ(ガンザ)には、今術師はいないけれど、ベリア族って魔法が使えるから、術師になる人多いんでしょ?」
「それは・・・ラワーレにはベリア族・・私のような外見をした術師っていなかったから・・少なくとも私の知る限りでは」
「まあそうなんですかぁ!?驚いた。ここには、見るだけでどの臓器が悪いのか当てたり、作物の収穫期を占ったり・・・そうそう、後は、他人の思考が分かる魔法使いもいるんですよ。みんな、恐ろしい位にピタリと当たって。王妃様は一体どんな魔法が使えるのですか?他人の思考が分かる、何て言わないでくださいね!すごく気味悪いから」
「パトリシアッ!」と小声でたしなめる公爵夫人に、私は視線で「大丈夫です」と言った。