マ王の花嫁
「・・・おまえは本心を言ってないな」
「な・・・!」
上から睨み見ていたライオネル王は、腕を組んだまま、ニヤニヤと笑っている。
まさか、今ここで、“戯れ”たいとでも・・・?
冗談じゃないわっ!
「本当は俺と一緒に寝たいんだろう?」
「先程いいえと返事をしましたが。聞こえていませんでしたか?耳元で叫んだほうが良かったのかしら」と私が言うと、ライオネル王は顔を上げて豪快に笑いだした。
笑うたびに上下に動く王ののど仏までもが、すごく癪に障る!
「な・・・!」
上から睨み見ていたライオネル王は、腕を組んだまま、ニヤニヤと笑っている。
まさか、今ここで、“戯れ”たいとでも・・・?
冗談じゃないわっ!
「本当は俺と一緒に寝たいんだろう?」
「先程いいえと返事をしましたが。聞こえていませんでしたか?耳元で叫んだほうが良かったのかしら」と私が言うと、ライオネル王は顔を上げて豪快に笑いだした。
笑うたびに上下に動く王ののど仏までもが、すごく癪に障る!