マ王の花嫁
「あ・・・エイリーク?」
「王妃様・・・。間に合って良かった。王宮内へ戻りましょう」
「で、でもっ、このままだとライ様が・・・ライ様に言わなきゃ」
「ライオネルなら大丈夫。それに王妃様を見つけ次第、すぐ王宮内へ避難させるよう、ライオネルから命が出ているから」
「王妃様」
「レイチェル」
「エイリークのおっしゃる通り、ライ王様なら大丈夫です。私も一緒に、王妃様を避難先までご案内致します。さあ、行きましょう」
私はエイリークとレイチェルに挟まれる形で、王宮内へ走り出した。
つい後ろを振り返ってしまう私に、エイリークが「王妃様」と呼びかける。
「王妃様・・・。間に合って良かった。王宮内へ戻りましょう」
「で、でもっ、このままだとライ様が・・・ライ様に言わなきゃ」
「ライオネルなら大丈夫。それに王妃様を見つけ次第、すぐ王宮内へ避難させるよう、ライオネルから命が出ているから」
「王妃様」
「レイチェル」
「エイリークのおっしゃる通り、ライ王様なら大丈夫です。私も一緒に、王妃様を避難先までご案内致します。さあ、行きましょう」
私はエイリークとレイチェルに挟まれる形で、王宮内へ走り出した。
つい後ろを振り返ってしまう私に、エイリークが「王妃様」と呼びかける。