マ王の花嫁
「ライ王」
「何だ、マーシャル」
「この人の多さですよ?宿、取れますかね。やっぱり国境兵のススメ通り、国王様の王宮に泊めさせてもらった方が良かったんじゃないですか?」
「俺たちはインザーキを訪問しに来たのではない。たまたまここを通りがかっただけに過ぎん。故にわざわざ国王に出迎えてもらう必要はない」
「つまり、国王様方との“ご接待”が面倒くさいってことっすね。ま、それは分かりますけど」
「それに明日の早朝にはここを発つ。国王を煩わせたくはないし、俺も煩わしい思いはしたくない。もうすぐ日が暮れる。宿を探すぞ」
「その事でしたら」
「何だ、マイ・クイーン」
「どうやらここから近く・・・この先を右に曲がって・・次に見える角を、さらに右に曲がったところに、馬屋もある宿がある、みたい・・・?」
「何だ、マーシャル」
「この人の多さですよ?宿、取れますかね。やっぱり国境兵のススメ通り、国王様の王宮に泊めさせてもらった方が良かったんじゃないですか?」
「俺たちはインザーキを訪問しに来たのではない。たまたまここを通りがかっただけに過ぎん。故にわざわざ国王に出迎えてもらう必要はない」
「つまり、国王様方との“ご接待”が面倒くさいってことっすね。ま、それは分かりますけど」
「それに明日の早朝にはここを発つ。国王を煩わせたくはないし、俺も煩わしい思いはしたくない。もうすぐ日が暮れる。宿を探すぞ」
「その事でしたら」
「何だ、マイ・クイーン」
「どうやらここから近く・・・この先を右に曲がって・・次に見える角を、さらに右に曲がったところに、馬屋もある宿がある、みたい・・・?」