マ王の花嫁 
な、何?この情報は!?
インザーキを訪れたのは初めて(もしかしたら、ロドムーンへ行く際、通過したかもしれない)というのに、頭の中にそれが流れ込んできたような・・・。

「そうか。ではそちらへ向かおう」
「はっ!」
「もう少しだ、クイーン。しっかり掴まっておけ」
「えっ!いや、でもあの・・本当にそこに宿があるのか、私も分からないのですが・・・」

・・・でも「知っている」という感覚はある、のだけれど・・・。

「行けば分かる。もしなければ他の宿を探せば良いだけの事だ。行くぞ」
「うわっ・・・!」

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