マ王の花嫁
「そう言うしか思い浮かばなくて・・・」と、申し訳なさそうに私が言うと、その場をとりなすように、「荷物出しましょうか」とマーシャルが言ってくれた。
「後で俺がやる」
「俺たちは隣の部屋を取ってますが、二人で見張りに立ちますので」
「分かった」とライオネル王が言った時、馬たちを馬屋へ置いてきたアールとオーガストが戻ってきた。
「食事を持って来てもらうよう、頼んでおきました。ライ王様には雉(きじ)ロースト、王妃様には鶏のスープで良かったですか」
「良い」
「10分程で持って来てくれるそうです」
「分かった。では俺たちは部屋へ入る。おまえたちもなるべく体を休めるんだぞ」
「はっ!」
「明日は日の出前にここを発つ」
「分かりました。おやすみなさいませ、ライ王様、王妃様」
「・・・・・・え?」
「後で俺がやる」
「俺たちは隣の部屋を取ってますが、二人で見張りに立ちますので」
「分かった」とライオネル王が言った時、馬たちを馬屋へ置いてきたアールとオーガストが戻ってきた。
「食事を持って来てもらうよう、頼んでおきました。ライ王様には雉(きじ)ロースト、王妃様には鶏のスープで良かったですか」
「良い」
「10分程で持って来てくれるそうです」
「分かった。では俺たちは部屋へ入る。おまえたちもなるべく体を休めるんだぞ」
「はっ!」
「明日は日の出前にここを発つ」
「分かりました。おやすみなさいませ、ライ王様、王妃様」
「・・・・・・え?」