マ王の花嫁
「ジョセフィーヌ様。こちらにいらっしゃいましたか」
「どうかしたの?ニメット」
「王妃様としての初仕事でございます!」
「・・・初、仕事・・・?」
呆然としている私に、ニメットはニッコリ微笑むと、「まずは御部屋へ戻って、身支度を整えましょう!」と、張りきって言った。
「えっ?あ、あの、ニメット?私、また大勢の人前にさらされるのはちょっと、緊張し過ぎて、心の準備がまだてきてない・・・」
「あらやだ。ワタクシったら。まだジョセフィーヌ様に御仕事内容を言っておりませんでしたね。不安な思いをさせてしまって、申し訳ございません。ジョセフィーヌ様。初仕事というのはですね、肖像画です」
「・・・はい?」
「ですので、その場にいるのはアイザックだけです。本日は公の場に出る事もございませんので、どうぞ御安心なさってください。では、御部屋へ参りましょうか」
・・・肖像画?アイザック?
これからの初仕事が何なのか、いまだによく分からない・・・。
まぁでも、大勢の人前に出なくていい「仕事」というのは分かったので、私は頭の中に疑問符を浮かべつつ、ニメットについていった。
「どうかしたの?ニメット」
「王妃様としての初仕事でございます!」
「・・・初、仕事・・・?」
呆然としている私に、ニメットはニッコリ微笑むと、「まずは御部屋へ戻って、身支度を整えましょう!」と、張りきって言った。
「えっ?あ、あの、ニメット?私、また大勢の人前にさらされるのはちょっと、緊張し過ぎて、心の準備がまだてきてない・・・」
「あらやだ。ワタクシったら。まだジョセフィーヌ様に御仕事内容を言っておりませんでしたね。不安な思いをさせてしまって、申し訳ございません。ジョセフィーヌ様。初仕事というのはですね、肖像画です」
「・・・はい?」
「ですので、その場にいるのはアイザックだけです。本日は公の場に出る事もございませんので、どうぞ御安心なさってください。では、御部屋へ参りましょうか」
・・・肖像画?アイザック?
これからの初仕事が何なのか、いまだによく分からない・・・。
まぁでも、大勢の人前に出なくていい「仕事」というのは分かったので、私は頭の中に疑問符を浮かべつつ、ニメットについていった。