マ王の花嫁
肩まで届く長さだったライオネル王の髪は、短く切られていた。
前の髪型でも端正な麗しい顔は引き立っていたけれど、髪が短くなったことで、より一層男らしさが増したような・・・。
何より、針のように短い髪型にされたことで、私の夢に度々出てきたあの人と、ますます似ている。
と言うより、夢の人と同一人物だと言っても良いくらい!
「ああ。前から鬱陶しいと思っていたからな。変か」
「えっ!?変だなんて全然!とても良く似合っていますよっ!」
「そうか。気に入ったか?マイ・クイーン?」
「え・・・えぇ」
呟くように返事をした私を、ライオネル王はニヤニヤ顔で見ている。
あぁ、先の質問といい、なぜか鼓動が早まってしまう!
それに追いうちをかけるように、王がその端正なお顔をグッと私に近づけたので、私の鼓動がますます激しくなった。
前の髪型でも端正な麗しい顔は引き立っていたけれど、髪が短くなったことで、より一層男らしさが増したような・・・。
何より、針のように短い髪型にされたことで、私の夢に度々出てきたあの人と、ますます似ている。
と言うより、夢の人と同一人物だと言っても良いくらい!
「ああ。前から鬱陶しいと思っていたからな。変か」
「えっ!?変だなんて全然!とても良く似合っていますよっ!」
「そうか。気に入ったか?マイ・クイーン?」
「え・・・えぇ」
呟くように返事をした私を、ライオネル王はニヤニヤ顔で見ている。
あぁ、先の質問といい、なぜか鼓動が早まってしまう!
それに追いうちをかけるように、王がその端正なお顔をグッと私に近づけたので、私の鼓動がますます激しくなった。