幸せになるコト。-Mimosa-
プロローグ
「愛されたい」
誰もが一度は感じたことがあるだろう。
誰かに本気で愛されたなら...
「”愛”って、なに」
果てて隣で寝転ぶ”オトコ”の隣で
汗ばむ肌を添わせながら聞いた。
「こうゆうことじゃない?」
「えっ?ぁ、ん...」
不敵な笑みを浮かべ私の口を塞ぐ。
私の上に覆いかぶさり、背中に手を回し
きつく抱きしめる。
私は、これだけで幸せを、愛を感じた。
それが
その場だけの、”そうゆう関係”だったとしても