汚れた少女のその先は
どん底へ
「うるさいな」
私の部屋で目覚ましが鳴り響いた
リビングへ行っても誰もいない
カーテンからは光が射していた。
家の中は誰もいない
お母さんは仕事でお母さんの愛人も仕事だ
この家の中はほとんど私1人
2人とも帰ってきてもすぐに2人でどこかへ出かけて行ってしまう
ふと時計を見た
時間は9時30分
「遅刻だ」
呟いて見た。人と話す機会が少ないから何か言葉にして見たかった。
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どん底へ